ファイターズ
《ハム番24時》10月3日
千葉・鎌ケ谷で行われている2軍の練習で、〝同級生対決〟が実現した。今季限りで引退した鍵谷が、同学年で親交の深い中島の打撃投手を務めた。
首脳陣の粋な計らいだったようだが、鍵谷はストライクが入らず四苦八苦。「難しいっす。荷物整理に来たので、フェニックスに行くまで練習を手伝いますとバッティングピッチャーやっているんですけど、手伝いになっていない。野球、嫌いになりそう」と苦笑いだった。
最近まで現役でバリバリ投げていた右腕でも、打撃投手は難しいという。その理由を「(マウンドからホームベースまで)18・44(メートル)の傾斜で投げていたので、それより2、3メートル前で平地はむずいっす。球が高めにいっちゃう。普通の感覚で行くと、球がふっと伸びちゃう。球を垂らさないとストライクゾーンに行かないです」と明かしてくれた。
鍵谷本人は反省しきりだったが、記者は仲良しコンビの対決を楽しませていただきました。