コンサドーレ
2024/10/03 19:40

FWサンチェス、あるぞ来日初スタメン! 札幌の新背番号9がJ1アウェー50勝決める

11対11でプレーするFWサンチェス(中央)=撮影・工藤友揮

■10月3日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は5日のアウェーG大阪戦(パナスタ)に向けて、11対11などで調整した。今夏札幌に加入したFWジョルディ・サンチェス(29)は、2日続けて主力組でプレーし、スタメン入りの可能性が浮上。勝てばJ1アウェー通算50勝目となる節目の一戦で、〝背番号9の系譜〟を受け継ぐ大型FWがリーグ戦初ゴールで札幌を勝利に導く。

次節は武蔵不在 トップは任せろ

 今季のリーグ戦32試合中、24試合で先発出場してきたFW鈴木武蔵(30)が不在となるG大阪戦。空席となった鈴木の位置に名乗りを上げたのがサンチェスだ。この日行われた紅白戦では、前日に続いてトップの位置でプレー。先発出場すれば札幌加入後ではリーグ戦、カップ戦通じて初のスタメン入りとなるが「先発から使ってくれたらもちろんうれしいけど、それだけで満足してはダメ。90分間しっかりとチームのために戦って、勝ち点3を取るために頑張りたい」と、起用法にかかわらず、何よりもチームの勝利を追い求めてプレーする。

中断明け以降はメンバー外も

 7月13日に札幌入りが発表されると、1週間後に行われたアウェー浦和戦(7月20日、4〇3)で後半33分から途中出場。早くもJリーグデビューを飾り、幸先の良いスタートを切った。だがリーグ戦中断明け以降はメンバー外となる試合もあり、苦難の日々を過ごした。「悔しかった。札幌に来る前は、大きなチャレンジに向けて自分にすごく期待していたのに、試合に出られない状況になって。チームの力になれなかったのが非常に悔しかった」と、当時を振り返る。

一時の苦境を脱して感じたことは…

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