ファイターズ
2024/10/04 15:00

《ハム番24時》10月4日

 

 休日だった今月2日のこと。細川が自身を〝日本語の先生〟と慕うレイエスとタクシーで鎌ケ谷を訪れ、練習を行っていた。車内でドミニカ出身の大砲と何語で話していたのか気になり、聞いてみるとその答えは英語だった。

 「アイツの第2言語がたぶん英語。簡単にしゃべってくれるので、やさしいっす」とニッコリ。話の流れで、自身が「小学校から中学校終わりまで」英語教室に通っていたことを明かしてくれた。

 そろばんは途中で辞めてしまったというが、唯一続いた習い事が「ECC」だった。「英語は楽しかったです。小学校のクラスメートのお母さんが先生をやっていて、来たら、みたいな。めちゃくちゃ英語がペラペラで、その先生やから続けられました。その場にいるのが楽しかった」と懐かしそうに振り返った。

 同級生とのグループレッスン。授業終わりに、恋バナで盛り上がったのもいい思い出だ。英語の楽しさを教えてくれた先生とは、今でも家族ぐるみで交流が続いているという。「(京都に)帰ったら教室に行きますし、めっちゃ仲良いです。関西で試合あるときに見に来てくれます」。

 その経験は、今に生きている。「ECCでもっとちゃんとやっておけばよかったなと思うけど、ちょっとはしゃべれるかな」。コミュニケーション能力が高い22歳。毎週楽しみに通った英語教室が、助っ人たちと絆を深めるきっかけになっていた。

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