■パ・リーグ２４回戦　日本ハム３－２楽天（１０月５日、楽天モバイルパーク宮城）

　日本ハムの北山亘基投手（２５）が５日、楽天戦に３番手で登板。四回からマウンドへ上がり、２イニングをパーフェクトに封じた。１２日から始まるＣＳ（クライマックスシリーズ）ファーストステージへ万全の状態をアピール。大卒３年目右腕は、勝負の短期決戦に向けて闘志を燃やしている。試合後の一問一答は以下の通り。

ー今季初の中継ぎ登板
「ＣＳへ向けた登板なので、あまり気にせず、自分の投球内容にフォーカスしようと思って（試合に）入りました」

ー直球、変化球ともに素晴らしかった
「おっしゃる通りで、真っすぐも良かったですし、変化球も狙ったところにしっかり行ったので、思い通りの配球で組み立てられた。イニングは短かったけど、内容自体はすごく良かったです」

ーＣＳへ向けて手応えを得られた
「やってきたことを継続して、しっかり準備すれば、良い形で入れると思います」

ー監督はオープナー的な起用を画策している

「それは監督が決めることなので、そこにしっかり対応したい。一番の目的はＣＳを勝ち進むこと。そこに全力を注げるよう、しっかり準備したい」

ーゲーム途中からの登板は投げやすいか
「中継ぎの経験もありますし、そこに対して考えることはないです」

ーイニングが短い分、一気に力を出せるメリットも
「それも特に考えることなく一球、一球。バッター一人、一人の積み重ねで、終わってみて振り返った時にイニングが短いのか長いのかという感じでいけばいいんじゃないかな？と思います」