Vリーグ
ヴォレアス北海道・新加入のOH池田がイエスタとのプレシーズンマッチで11得点
■Vリーグプレシーズンマッチ(10月6日、鷹栖町総合体育館)
▽ヴォレアス北海道2-3北海道イエロースターズ 特別ルールによる5セットマッチ
今季から新設された国内トップリーグのSVリーグに道内から初参戦する、旭川市を拠点とするヴォレアス北海道と、1カテゴリ下のVリーグに参戦する北海道イエロースターズによる今季2度目の〝北海道ダービー〟が行われた。ヴォレアス新加入5人のうち、OH池田幸太(27)は、サービスエースやブロック含めて11得点をマークした。2022-23シーズンまで、当時V1のVC長野でプレー。退団後の昨季は、国体出場や海外移籍に挑戦したが、今年5月の2度目のオファーに加入を決意した。
バックアタックやスパイク、サーブで貢献したい
開幕前、最後の実戦を終えた池田は「チームの雰囲気は悪くない。あとは個人的にもサーブとか、スパイクの部分でも、良い調子になってきている。開幕に向けてあと1週間もない。個人的には久しぶりのシーズン。開幕がすごく待ち遠しいですし、ワクワクしている。自分の強みであるバックアタックやスパイク、サーブで、大いにチームに貢献したい」と意気込んだ。
VC長野退団後に念願の国体出場
必要としてくれる場所で輝く。22-23年シーズン限りでVC長野を退団。直後にヴォレアスからオファーが届いたが、丁重に辞退した。理由の一つは23年10月に、池田の地元・鹿児島で国体が予定されていたことだ。「ずっと高校の頃から出たいと思っていた。地元でバレーを子供たちや家族、いろんな人に見せることができる場面はめったにないから」。Vリーグに所属してると、出場は困難。「リーグよりも、昔から出たかった国体の方が、個人的には思いが強かった」。しばらく長野で仕事をしながら長野のクラブチームでプレー。無事、国体出場がかなった。