Vリーグ
2024/10/06 21:00

北海道イエロースターズが北海道ダービー2連勝 新加入の道産子OP柳町が10得点

今季、新加入したイエロースターズの道産子OP柳町=撮影・西川薫

■Vリーグプレシーズンマッチ(10月6日、鷹栖町総合体育館)
▽北海道イエロースターズ3-2ヴォレアス北海道 ※特別ルールによる5セットマッチ

 今季Vリーグに参戦する北海道イエロースターズは、SVヴォレアス北海道とのプレシーズンマッチに挑み、9月9日に行われた天皇杯北海道ブロック決勝に続き、3-2で〝北海道ダービー〟を制した。昨季までV1の東京グレートベアーズでプレーした、新加入の道産子オポジット(OP)柳町逸太(27)が10得点。今季加入したレフティートリオの一角として、スタメン奪取を誓った。

天皇杯ヴォレアス戦で16得点 この日も10得点

 天皇杯のヴォレアス戦で16得点とブレークした柳町が、この日も10本のスパイクを決めた。対外試合は天皇杯のヴォレアス戦以来。直前に体調を崩して万全の状態ではなかったが「調子が悪くて、すごく不安でしたが、1、2セット目に出て、いい感じに動けた。個人としては一安心ですし、チーム的にも1、2、3セットをしっかり取れたので、誰が出ても試合で戦えるチームになってきている。目標はスタメンをしっかり守り抜く、勝ち取ること。スタメンはまだチームであまり固まってないので、しっかりチームの中心メンバーとして試合に出て、活躍する。具体的な数字とかはないですけど、優勝する」と意気込んだ。

一度は引退決意も現役最後の舞台は札幌で

 昨季限りで一度は現役引退を考えた。「北海道でバレーをやるつもりもなくて、引退して、仕事何しようか、みたいな感じで考えていた」。その矢先の4月、イエスタからオファーが届いた。「たまたま前にいたチームのGMと、イエロスターズのGMがよく連絡を取り合っている時に、自分の名前が出て、話を聞いてほしいみたいな感じで来た。話を聞き、最後は北海道だし、とすごくありがたいと思い、頑張ろうと決めました」。現役最後の舞台を、札幌に選んだ。

レフティー3人が一気に加入

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