《SHINJOの信条》選手時代は神様みたいな人だった。勉強させてもらいました
■全体練習(10月6日、宮城・森林どりスタジアム泉)
ーCS(クライマックスシリーズ)が間もなく始まる。初戦の意味合いは
「ない、ない。ただ勝つか負けるか。(日本シリーズを)どこのセ・リーグの球場でやるかしか考えてない。ストーリー的には甲子園が最高ってなるけど、東京もいいかな?って。横浜は交流戦のやられ方とか含め、ちょっと嫌ですね」
ー甲子園が一番、盛り上がりそう
「プロ野球的にはね。ネタを考えないとアカン(笑)」
ー(阪神時代の)5番のユニホームで
「退場になっちゃう」
ーもうイエローカードはなくなったかと
「それは知らない(笑)。次はレッドでしょ」
ー阪神の岡田監督が退任
「決まったの? 体調もね。しゃべる時も喉の調子が悪そうだったし。2年って決めてたんじゃないですか? (体が)きつそうだったし、そのしんどさは僕も同じぐらい(感じている)」
ーおなかを気にしていた時期も
「胃腸はもともと弱いので」
ー監督業をやって悪化したか
「監督業は心臓ですよ」
ーメジャーなど、最高峰でプレーしたが、プレッシャーは違うものか
「それは個人的なことだから全くストレスがない。今は預かっているから。この子たちをどういう人間、素晴らしい人間にするかってことと、成績を上げること。チームの全部を考えないといけないし、僕の場合は営業面も考えないといけない(笑)」
ー盛り上げ役
「営業からお金をもらわなアカンね(笑)。野球ほどではないけど、いかに球場へ足を運んでもらうかも考える。グッズの売り上げや食品も。(CMを務める日本ハム商品の)モーニングサーブは30数億円?の売上げがあるから選手を取れますよ。2億円の選手を3人取っても、まだ余る。そのへんの貢献はしっかりしてますよ(笑)」
ー岡田さんはどんな監督だった
「勉強させてもらいました。選手時代はそんなにしゃべったことがない。神様みたいな人だったから。岡田さんや真弓さんはちょうど入れ替わりの時だったので」
ー交流戦の時に岡田さんの采配をメモしていると話していた。参考になった試合は
「横浜スタジアムで九回か八回に一、二塁で中野くんに打たせた。3対1かなんかで負けてて、うわっ!同点にいかせないんだって。中野くんがそれに応えてセンター前を打って逆転勝ちしたんですよね」
ー昨年か
「去年だったと思いますけど、いっぱい見すぎて分からない。あと、あるバッターが打席に立っていて、カウントがバッター有利になって、代打でホームラン打ったりとか。そういうのもプラスしながら、あとは僕(の決断)ですね」
ー水野が元気そうだった
「まだあまり良くないですよ。普通には見えますよ、そりゃ(笑)。ゼーハーってしないでしょ」
ーあすは様子を見ながら
「そうですね。あしたは別に出なくても、時間はあるから」
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