ファイターズ
2024/10/09 17:00

【祝福メッセージ】鹿部町で暮らす伊藤大海の両親  プロ4年目で初タイトルを手にした息子へ

2022年のホーム最終戦後、伊藤を真ん中に記念撮影する清光さん(右)と正美さん=提供写真

エスコンでの登板をすべて生観戦

 日本ハムの伊藤大海投手(27)が最多勝(14勝)と最高勝率(.737)の2冠に輝いた。プロ4年目の今季は本拠地のエスコンフィールド北海道で13試合に先発し、4完投の9勝1敗と圧巻の成績を残した。道南の鹿部町から全試合、応援に駆け付けた父・清光さんと母・正美さんが道新スポーツデジタルに祝福メッセージを寄せた。

昨季までとの違いを実感 

 【父・清光さんから】

 去年まで10敗近くしていたのに、今年の負けは5個。夏場から球速も上がって、勝ちも付き出した。スタミナも付いて、後半でもスピードが落ちない。うちらはただ見ているだけだけど、自分で研究したりしているのかな。143試合を乗り切る感じが、去年、今年で分かってきたのかなと思いながら見ていました。

息子との思い出が詰まったグラウンドで打席に立つ清光さん

 

4年連続の規定投球回クリア 野手陣に感謝

 札幌ドーム時代から本拠地で勝てずに、ビジターで強かった。これまでは、最多勝のタイトルとも無縁な感じでした。規定投球回は4年続けてクリアしたいと最初から思っていただろうけど、チームの皆さんが大海を勝たせたいとなってくれて、うまくいったのかもしれない。野手の皆さんに感謝です。

内助の功も 「お嫁さんの力は大きいんじゃないですか」

 お嫁さんの力は大きいんじゃないですか。結果に出てきている。結婚して1年目だし、本人もそれでダメになったと言われるのは嫌だから、頑張ったんじゃないかな。

念願のポストシーズン 「日本一になってほしい」

 いつもだったら、この時期にシーズンが終わって、釣りに帰ってきていた。今年はまだまだ、ここからある。チームとしても、貯金が15あってリーグ優勝してもいいくらい。胸を張ってクライマックスシリーズ(CS)に臨んで、日本一になってほしいです。

察したタイトルへの思い

 【母・正美さんから】

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい