《SHINJOの信条》プラスに考えて、何事も。こっちが有利になってるねって
■パ・リーグ２５回戦 日本ハム―楽天（１０月７日、楽天モバイルパーク宮城）雨天中止
ー雨天中止
「仕方ない、これはもう。仕方がないです」
ー伊藤はスライドするか
「もうちょい、投げてもらって。でもあしたも（天気が）危ないんでしょ？ それでも悪くはないかな。プラスに考えて、何事も。こっちが有利になってるねって」
ー選手は実戦感覚を保てる
「そうね。勝ち負けは決まってるんですから。どうあがいても。休もうがやろうが。結果を見たら分かりますよ」
ー準備万端だから、どう転がっても大丈夫
「そう。準備ができているから、あとは楽しんでやるっていうところ。準備ができてないと焦りますからね」
ＳＮＳでメジャーに関する投稿を
「あれ（客席から物を投げ入れる行為）は良くないでしょ。紙コップにしないといけないですね（笑）。危ないよあれ、本当に。酔っ払ったファンが選手に（投げた）。缶ビールのちょっと大きめのサイズだったから。何よりもね（ダルビッシュ）有のモチベーションが下がった。いきなりフォアボールを出したでしょ。立て直す人間だけど、良くないな～と」
ーメッツの時に物を投げられたことは
「ないない、ないない。なかったですね。記憶にはないですね。昔は、空気銃でしたからね。ＢＢ弾がセンターの周りによく落ちてましたよ。当たってないけど。甲子園で。その空気銃か分からないけど、狙ってると光が出る。それが目に入ると、ちょっと残像が残る。携帯の光とかも、そうですけどね。選手は光が目に入ると、プレーに影響が出てくる」
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ーオリックスの中嶋監督が退任を表明
「中嶋さんのコメントを見ましたけど、そういう気持ちもすごく分かる。確かにこの３年間、オリックスの選手たちを見て、走塁にしてもちょっと抜いてるなっていうところも見えた。ただ、それだけじゃないと思いますよ。内部もいろいろあったと思う。球団はもう１年、２年やってほしいと要請してね。でも監督が代わることによって、出られなかった選手がチャンスになって、さらに強いオリックスに変わる可能性もある」
ー悪い意味での慣れはファイターズでも見えたことがあるか
「今はない。今はないです」
ー先に手を打っているから
「それが３連覇してたら分からない。そこですよ、問題は。今は登ってるから。優勝を経験したらね。２軍の選手が１軍で活躍して、給料が上がったら、天狗になる選手って結構いるじゃないですか。それでガタンと落ちる選手を何人も見てきたんで。一流になればなるほど謙虚に、努力をさらにするっていう選手は、指導者になり、監督にもなり。球団に残って偉い立場の人間になる人もたくさんいます」
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ー新庄監督も現役時代に自分を律してた
「もちろん。礼儀と上下関係とルールギリギリの線（笑）。はみ出さない。はみ出したって思うのは、みんながやってないことを僕が編み出してるから、はみ出してるように思われてるだけ。ルール違反だったら、僕はしないです。罰金だったら、罰金を先に払います。（阪神の球団寮）虎風荘の時から、そうなんですよ。かわいい子を見つけたので、寮長に１０万円先に払って、門限破りますって。『おまえみたいな選手は見たことない、行ってこい。とにかく活躍しろ』と（罰金を）返してもらいましたからね。それは１軍に上がってからですよ。（お金を）返してもらっても、いやいや受け取れないですって。もう違反は違反なんでっていうのもありました」
ー先に罰金を払ったのが良かった
「寮長も初めて（のケース）だから。このルールはないなって。でも罰金は払う。バレたら払う、バレなかったらセーフっていうのは嫌なんですよ。だったらもう、正々堂々と払って出ていく」
ーそういう発想はパッと出てくるのか
「すぐ出てきます。『いや、ダメだ。１０万円を払ってもダメだ』って言われたら、また次の作戦を考える。じゃあ倍の２０でいいですか？って（笑）。なぜかというと、プライベートも楽しく。それが野球の結果につながるって僕は思ってたから。部屋にいて練習して、やっぱりストレス発散をしないといけない。例えば２週間に１回とかね。その時は気を抜く場所っていうのが、出会った女性だったから、どうしても会いたくてね。僕は変わってない。心はあの時と一緒です。小学校の時からでしょうね。（自ら設立した少年野球チームの）長丘ファイターズをつくった時のキャプテンであり、監督でもあったのを（今に）持ってきただけです」
