高校野球
2024/10/07 22:45

北星大付の主砲・若松七聖が4安打2打点の活躍で2年連続4度目の全道出場【秋季札幌支部】

北星大付4番の若松は、一回2死一塁で三遊間を抜ける左前打を放つ=撮影・西川薫

■秋季全道高校野球札幌支部(10月7日、札幌円山ほか)
▽Dブロック代表決定戦 北星大付9-2とわの森 ※八回コールドゲーム

夏の悔しさ晴らす

 北星大付は主砲の若松七聖捕手(2年)が、八回にコールドを決定づける2点三塁打を放つなど5打数4安打2打点の固め打ち。とわの森を下して、2年連続4度目の全道大会出場を果たした。この夏の支部代表決定戦で最後の打者になった悔しさを胸に、新チームで借りを返す。

試合中盤で指揮官から檄

 5点リードの八回1死二、三塁。甘く入ってきたスライダーを振り抜くと、打球は中越えの2点三塁打で7点差となり、勝利を大きく引き寄せた。「始まる前までは、本当に接戦になると思っていた。前半も4点取ったけど、すぐ取り返されて。でも焦る展開ではなかったので、監督さんからも勝ってるぞ、落ち着いてプレーしろって声を掛けていただいて、チーム全員そこでまた気を引き締めて後半に挑めた」と冷静に振り返った。

北星大付4番の若松は、一回2死一塁で三遊間を抜ける左前打を放ち塁上でポーズを見せる

 

構えを早くとの助言に応えた

 ここまで2試合は絶不調だった。試合前日、沼山健吾監督(42)から「ボールを待てずに、間がなかった。その間をつくるために、少し早めにトップをつくるようにと指導いただきました」。すぐに修正し、大事な代表決定戦で快音が戻った。

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