2024自己採点~福島蓮の場合~ 支配下を勝ち取り2勝をマーク
「大航海」のスローガンを掲げ、船出したファイターズは、パ・リーグ2位の好成績を収めた。6年ぶりに進出したクライマックス・シリーズ(CS)では、激闘のファーストステージを乗り越え、ファイナルへ進出。選手たちの成長、奮闘が光った。道新スポーツデジタルでは「2024自己採点~の場合」を不定期連載する。躍進を支えたプレーヤーは今シーズンをどう振り返るのか―。取材班が「採点とその理由」「俺が選ぶチームMVP」などのテーマに沿って聞いた。
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「50点! 支配下になれたのは良かったですけど…。結局、いっぱい投げさせてはもらいましたけど、2勝しかしていないし。防御率もそこそこ高いですし、いい経験ができたって意味の50点です。悔しい部分も50点です」
「悔しかったのはあれですよ。最後、ホークスにボコられたやつ(8月23日、先発し四回途中5失点)。それしか印象に残っていない(笑)。いい方はどっちだろう~。初登板(4月17日のソフトバンク戦に先発し5回2失点)も印象に残っているし、初勝利(6月2日のDeNA戦に先発し7回2失点)もそうですけど。初勝利はそこまで調子が良いわけではなかった。初登板の方が状態は良かったですね。今年の中では一番、緊張しましたね」
「変化球、変化球ってずっと言っているんですけど、結局、球速を上げないとどうにもならない。真っすぐの球速と何か変化球を他に。真っすぐは、持ち味なのは持ち味なんですけど、それだけではどうにもならないと分かった。(球速は)平均で150。先発で。まだ全然ですよ。基本150を出せるようにですね。変化球はカットボールですかね。カットボールというか、スラッター。カットボールがあまりできなかったので、ちょっと大きくてもいいからカウントを取れるように、あわよくば空振りを取れるようにスラッター的な。ただ抑えるだけではなくて」
「あっ、これからなんですけど、免許を取ります。同期みんなで免許を取りに行きます。楽しみです。これまで1軍の時は、金村さんがいたらレンタカーを借りてくれていた。金村さんが遠征に行っている時は電車に乗っていました。だいぶ不便だったので、念願の免許です。学科試験は大丈夫です(ドヤ顔)。みんなが心配です。阪口、松浦…畔柳もポンコツそうだな~」
「うわ~。どうしよう。2択です。金村さんと柳川。金村さんは最初、中継ぎスタートで、途中から先発に戻ってすごいですよ。こっち(2軍)で調整なしですからね。1軍で調整しての今年なので。すごいっすよ、あの人。私生活でも一番お世話になりました。(残留練習の)いじられキャラです。(山崎)サチさんにもガンガンいくからすごいですよ。柳川もすごいじゃないですか。刺激にもなりましたね。ポジションが違うので。(僕は)抑えは嫌です。体が持たないですよ。すごいですよ」