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2024/10/09 21:30

2部・北海道文教大が劇的サヨナラ勝ち F今川を育てた高橋葉一監督が就任3年目でスピード昇格【札幌6大学秋季入れ替え戦】

22年に就任して、3年目で3部から1部昇格を果たした北海道文教大・高橋監督=北海道文教大提供

■札幌6大学秋季1部・2部入れ替え戦最終日(10月9日、江別・野幌総合運動公園硬式)
▽1部・札幌大谷大(2敗)0-1 2部・北海道文教大(2勝)

 北海道文教大が九回1死満塁から6番の指名打者・高橋洵登(1年、千葉学芸)のサヨナラ犠飛で札幌大谷大を下し、来春の初の1部昇格を決めた。22年に本格強化のために招聘した、元東海大札幌監督の高橋葉一監督(58)は、2年生以下の若いチームを束ねて、わずか6季で1部昇格を果たした。

東海大札幌で春4連覇も不祥事の責任取り辞任

 胴上げで宙を舞った指揮官。18年に1部の東海大札幌で春4連覇を果たすも、全日本選手権直前にチームの不祥事の責任を取って辞任。雌伏の4年を経て、新天地で野球経験者13人の3部からスタートし6季目。「1、2年生のチーム。しかも13人からスタートして2年半しか経っていないので、それを考えたら早いですよ、やっぱり」。来春、東海大札幌の監督として戦った18年春以来の1部で再びタクトを振る。

就任直後の22年春いきなり3部優勝

 就任直後の22年春にいきなり3部優勝。秋に再び優勝して23年春の2部昇格を決めた。春はマネジャー含めて41人が入部。23年秋には国内最大級の室内練習場が完成した。24年春はさらに29人が合格。3年生以上は学業に専念で引退したが、それでも2年生以下57人の大所帯まで膨らみ、選手層がぐっと厚みを増した。

「ちょっと悔しすぎ」3季連続でやられた相手とは

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