ファイターズ
稲葉2軍監督 選手に指揮を託したフェニックスL第1クールを総括 この日の〝監督〟は?
■みやざきフェニックス・リーグ 日本ハム2-10オリックス(10月10日、宮崎・都城運動公園野球場)
日本ハム・稲葉篤紀2軍監督(52)が10日、みやざきフェニックス・リーグ、オリックス戦後に第1クールを振り返った。初戦7日から野球脳を鍛える取り組みとして、選手に采配を託している。「試合の中で考えることがたくさんあるんだって、選手が思ってくれればいい。サインを出す方も出し方とか、いろんな気付きにつながってくると思う。(今後も)出来る選手がたくさんいるのでやってもらおうかなと思います」とコメントした。
今川、清水に続き〝野村監督〟が指揮
7日の四国IL選抜戦では今川が〝超攻撃野球〟を掲げ、8盗塁と足を使った攻撃を披露。9日のくふううハヤテ戦は捕手の清水が務め、この日は内野手の野村が指揮を執った。
「ジェイの気付きになれば」
一塁コーチはルーキーの進藤、三塁コーチは福田光が担当。ベンチで見守った稲葉監督は「ジェイ(野村)は結構、差し込まれていた。例えば、3ボールで打つのか、待てなのか、最初は予測できていなかった。先々を常に考えていかないといけない。それがジェイの気付きになるんじゃないかな」と期待を込めた。
別メニュー調整も順調なら13日に実戦復帰
下半身のコンディション不良で別メニュー調整している野村は、順調なら13日の斗山戦で実戦復帰する予定。指揮官は「ケガが大きくなってしまったら大変。クライマックスもあるので、その辺とうまくすり合わせながら」と見通しを語った。