ファイターズ
2024/10/10 20:20

細野晴希がフェニックスLで約3カ月ぶり実戦復帰 リハビリ中の取り組み、刺激を受けた人物とは

オリックス戦で実戦復帰し、1回を無失点に抑えた細野=撮影・中田愛沙美

■みやざきフェニックス・リーグ 日本ハム2-10オリックス(10月10日、宮崎・都城運動公園野球場)

 左肩の故障で離脱していた日本ハムのドラフト1位・細野晴希投手(22)が10日、みやざきフェニックス・リーグ、オリックス戦で約3カ月ぶりに実戦復帰を果たした。7月3日のロッテ戦(エスコンフィールド北海道)以来の登板で、1回2奪三振無失点と好投した。

「いやあ~、楽しかったです」

 七回から4番手でマウンドに上がり、先頭の元を遊ゴロ。続く村上に内野安打を許したが、3番・横山聖、4番・内藤を連続三振に仕留めた。フォークで空振りを奪うなど「いやあ~、楽しかったです。よかったです。やりたいこともいっぱいできたので」とうれしそうに振り返った。

7月ロッテ戦登板の翌日異変が

 6月18日の阪神戦(甲子園)で、五回途中1失点と堂々のデビュー。プロ2度目の登板となった7月3日ロッテ戦の翌日に悲劇が襲った。朝、起きると「肩が上がらなかった」。選出されていたフレッシュオールスターは「左肩上腕二頭筋長頭腱炎、左肩甲帯機能不全のため」辞退。辛いリハビリ生活を送ることになったが、ルーキー左腕は前向きだった。

 「勉強になりました。ケガしてからも、いろんな発見があった」。投げられなくても、自ら考え、今できることをやった。「ピッチングのデータに対しての振り返りを重ねて、考え方をアップデートした。体的なことでいったら胸椎の回旋をメインにやっていました」。

「負けていられないなと思いました」

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