ファイターズ
郡司裕也 自然体で初のポストシーズンへ「144試合目みたいな顔でいます」
「いつも通りやることが大事」
日本ハムの郡司裕也捕手(26)が11日、翌日から始まる「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージへ向けて充実の汗を流した。移籍2年目のスラッガーは、初めて臨むポストシーズンへ「いつも通りやることが大事」と自然体を強調した。
怪物攻略へ「割り切り、思い切り、切り替え」大事に
初戦を取れば、チームは自然と勢い付く。大事な第1戦の相手は豪腕・佐々木朗希。〝令和の怪物〟攻略へ「絶対打ってやるぞ!っていう気持ちで打てるピッチャーじゃないので。割り切り、思い切り、切り替えを大切に」と、静かに闘志を燃やした。
佐々木との今季の対戦成績は9打数3安打。打率.333と上々の結果を収める一方で、4三振を喫している。郡司は「それはもう、割り切っているからです」と数字が持つ意味を説明する。
野球って、そういもの
「例えば初球、アウトローに162キロがズッバーンと来たら『そんなん無理、無理』って思わないと、次の球は絶対に打てない。くっそ~とかじゃなくて、どんどん切り替える。勝ちか負けかの、どちらかです。あしたも中途半端な感じにはならないと思う。5三振する可能性もあるし、何本か(安打が)出るかもしれない。野球って、そういうものじゃないですか」