（延長十回）

浅間のサヨナラ打で劇的勝利　ファイナルＳ進出に逆王手

　日本ハムは本拠地のエスコンフィールド北海道でロッテと対戦し、延長十回の末に３―２でサヨナラ勝ち。対戦成績を１勝１敗とし、ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。

　２―２の十回、２死から１番の松本剛外野手（３１）が四球を選ぶと、続く清宮幸太郎内野手（２５）が中前にはじき返して一、三塁とした。ここで途中出場の浅間大基外野手（２８）が右前にサヨナラ打を放った。打線は０―２の七回、内野ゴロの間に１点を返した。１―２の九回には１死から万波中正外野手（２４）が右翼スタンドに同点弾を叩き込み、延長に持ち込んだ。

　投げては先発の金村尚真投手（２４）が七回途中２失点と好投した。八回からは山崎福也投手（３２）が３番手で登板。３回を無安打無失点の好リリーフを見せ、劇的勝利を導いた。

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■先発登板し、七回途中２失点と好投した金村

「良い緊張感で試合に入ることができましたが、先に失点してしまい、悔しいです。実力不足です」

■１４日の第３戦に先発登板する北山

「いつも通り、自分の投球をするために、しっかり準備をして臨みます。日本一に向けて、チームメートと試合を愉しみたいと思います」

 

（全１５カット）