2024自己採点~柳川大晟の場合~ 守護神に大抜てきで8セーブをマーク
「大航海」のスローガンを掲げ、船出したファイターズは、パ・リーグ2位の好成績を収めた。6年ぶりに進出したクライマックス・シリーズ(CS)では、激闘のファーストステージを乗り越え、ファイナルへ進出。選手たちの成長、奮闘が光った。道新スポーツデジタルでは「2024自己採点~の場合」を不定期連載する。躍進を支えたプレーヤーは今シーズンをどう振り返るのか―。取材班が「採点とその理由」「俺が選ぶチームMVP」などのテーマに沿って聞いた。
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「まあ、70点くらいですかね。自分がシーズン始まる前に立てた目標は達成できたのと、段階ごとにこうなればいいと思い描いていたんですけど、その通りにいけたなって。夏までに支配下に上がって、1軍で10試合くらい投げられたら良いかなって。クリアできたので、それは良かったんですけど。でも、9月から上で、僕で3敗しているので(マイナス部分は)そこらへんですかね」
「自分の中で一番、感覚をつかんだのが(7月30日に)オリックスに延長で投げた時なんですけど。セーブとか何も付いていないです。12回に投げたので。その時は1軍で2試合くらい投げてあまり良くなかったので、自分の中でもいろいろ考えていた時期だった。そこで自分で思った球が投げられて、手応えがありました。その試合がなかったら、プロ初セーブとかもなかったと思います」
「8月は良かったですけど、パフォーマンス維持ができなかったので。来年、リリーフをやるのであれば、コンディショニングとウエートとか、そこがちゃんとできたら、耐えられることは分かったので、そこを来年に向けてやっていきたいです。もう一回、体づくりからやっていきたいです。(リリーフ、先発)両方、難しいですけど、リリーフで1年間やるのは相当、大変だなと思いました。打たれると急に疲れが…抑えている間は毎日、投げたかった。点を取られてから急に疲れてきて。(周りにも)めっちゃ言われました」
「免許を取りに行き出しました。(福島と)一緒に。めっちゃ楽しみにしていたので。めちゃくちゃ不便でした。鎌ケ谷にいる時はいいですけど、札幌にいる時にエスコンまで遠いじゃないですか。自分の時間で行動できない。先輩に乗せてもらっていたので。金村さんか、帰りはリリーフなので、池さん(池田)やナバさん(生田目)たちと。みんな優しくしてくれるんですけど、帰るタイミングに合わせないといけない。遅れたらアレなんで。やりたいことができない。本当はウエートとかしたいんですけど、そういうところでも難しかったですね。本当にしたい時は電車で帰っていました。意外にバレないですよ。免許を取ったら自分の時間ができますね。一回、乗ったんですけど、めっちゃ怖いです。大丈夫ですかね…。学科はたぶん大丈夫ですけど、(実技は)全然、いける気がしないです(笑)。勉強は嫌いじゃないので」
「MVPか~。誰だろう…。やっぱ福島ですかね。結局(笑)。めっちゃ、いい刺激になっています。開幕前から支配下になって、同期入団で一緒にやってきた中で、先に上がってテレビで見ていたので。焦りはないですけど、自分も早く(1軍に)行きたいなって気持ちでやっていたので、そこは結構、モチベーションになりました。去年くらいから普通に抑えるだろうなと思っていた。普通にすごいです」