日本ハムの伊藤大海投手（２７）が１６日にみずほペイペイドームで行われる「２０２４　パーソル　クライマックスシリーズ　パ」ファイナルステージ第１戦に先発する。日本シリーズ進出を目指す新庄監督は打倒・ソフトバンクのため、ファーストステージでエースを温存。背番号１７は満を持して勝負のマウンドに上がる。一問一答は以下の通り。

―ファーストステージを突破した
「すごかったです。初戦の雰囲気は怪しかったですけど、そこから奮起してすごくチームの状態もいい。このまま勢いに乗りたい。こっちは先に試合をしているので、そのアドバンテージはある。思い切って愉しんでいけたらなと思います」

―準備する時間もあった。どんなイメージを膨らませた
「絶対に（出番が）回ってくるものだと思って準備していましたし、そういう気持ちがチームとして見えた２つのゲームだった。その思いを背負っていきたいなと思います」

―ファイナルはアウェー。どんなピッチングを
「今のファイターズは１球で、一振りで、球場の雰囲気も変えてしまう。そんな不思議な雰囲気を持っている。それをしっかり発揮できれば、こっちのペースになると思う。ファイターズの野球をできるようにしっかり準備していきたいなと思います」

―早く投げたい気持ちは
「う～～～ん。もちろん、ワクワクもしますし、楽しみですけど、すごく落ち着いている。自分自身が落ち着いている。いい準備ができたのもありますし、変に気負いすぎていない自分もいるので、大丈夫そうかな」

―ファイナルで投げるのはいつ言われた

「前々回の登板で。エスコンでの楽天戦（９月２６日）の後ですね。監督と相談して」

―どう感じた
「僕も監督も同意見だったというか、日本シリーズに出られなかったら、ここで負けてもファイナルで負けても一緒という考えは変わらなかったので」

―２人で話し合い
「もちろん、そういう提案があった中で、僕も本当にそう思いますというところで」

―ソフトバンク打線、タレントが戻ってきた
「パッと戻ってきて打てるほど甘くないと思うので、はい（笑）。そこは思い切っていきたいなと思います」

―データも大切に
「いやいや、もう関係ないですね。ここはここの対決だと思う。現に優勝したのはホークスなので、その悔しさをぶつけながら、愉しみながら勝負できたらと思います」