高校野球
【プレーバック】秋季全道高校野球大会1回戦 北照9-1帯広工業(10月16日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
北照が七回コールドゲームで2回戦進出
北照が 七回コールドゲームで帯広工業を下し、快勝発進した。一回に死球で出た走者を内野安打と四球で三塁まで進め、スクイズで先制した。三回に1-1の同点に追いつかれたが、四回に1番・崎山翔太遊撃手(2年)の右中間への適時三塁打で勝ち越した。続く内野安打でリードを広げた。
五回に1点加え、3点リードで迎えた六回、打者一巡の猛攻で一挙5点追加。七回は3番手の中谷嘉希投手(1年)が帯広工業を無失点に抑え、試合を締めくくった。先発した上野翔大投手(2年)は5回4安打1失点と試合をつくった。
帯広工業の先発・水野隼投手(2年)は10安打9失点も、自責は4。六回は自身の2失策と暴投が失点に結びついた。
■一回1死満塁から二飛からタッチアップで先制するなど、足を使った攻撃を多用した北照の上林弘樹監督(45)
「序盤はどうなるのか、と思いましたが、うちが先制できて、追いつかれはしたものの、落ち着いて試合に入れたのがよかった。札幌ドームなので、球場が広いですから、常に次の塁を狙うというか、そういうことを練習してきた。打てないし、ピッチャーは不安定なので、やれることをしっかりやっている、というだけですね」