東京五輪女子バスケットボールで史上初の銀メダルを獲得した札山の手高出身の町田瑠唯（２８、富士通）、長岡萌映子（２７、トヨタ自動車）、東藤なな子（２１、トヨタ紡織）に道民栄誉賞と札幌市長特別表彰が贈られた。
　シーズン中のため、オンラインで表彰式が行われた。ＰＧとして日本代表をけん引した町田は「この賞に恥じぬよう、努力を続けていきたい」と気を引き締めた。
　すでに今季のＷリーグが開幕している。３年後にはパリ五輪も控える中、「今回（東京五輪）は日本がスカウティングされていなかったと思う。これからは注目されて作戦を練られるので、それを上回るプレーが必要になる」と長岡。東藤は「北海道のみなさんにまた元気を与えられるように頑張りたい」と意気込んだ。（島山知房）