ファイターズ
2024/10/17 22:00 NEW

【プレーバック・写真入り】2024 パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルS第2戦 日本ハム2-7ソフトバンク(10月17日、みずほペイペイドーム)

九回2死二塁、清宮(中央)が内野ゴロに打ち取られゲームセット=撮影・松本奈央

10安打もわずか2得点 チャンス生かしきれず崖っぷち

 日本ハムはソフトバンクと敵地で対戦し、2-7で2連敗を喫した。アドバンテージを合わせた対戦成績は0勝3敗とされ、ソフトバンクに王手を掛けられた。

 一回は相手先発・モイネロの立ち上がりを攻め、先頭の万波中正外野手(24)、清宮幸太郎内野手(25)の連続二塁打で幸先良く先制したが、中4日で先発した加藤貴之投手(32)がピリッとせず。その裏にはソフトバンク・近藤の勝ち越し2ランを許してしまった。

 打線は続く二回も松本剛外野手(31)の犠牲フライで1点を奪ったが、加藤貴は先頭の正木に二塁打で出塁されると、犠打と犠飛で追加点を献上。わずか1回⅔で降板となった。

 早めの継投策に入り、中継ぎ陣は少しずつ歯車が狂った。2番手登板の生田目翼投手(29)は四回まで投げて無失点だったものの、五回の3番手・宮西尚生投手(39)が2死から山川に左翼越えソロを浴び、六回の4番手・柳川大晟投手(21)は2死満塁から柳田に押し出し四球。そこで代わった福島蓮投手(21)も七回に山川の2打席連続アーチを許した。

 日本ハム打線は、五回に2死満塁、六回に1死二、三塁の好機をつくったが、いずれも得点に結びつかず。モイネロが降板して以降はリリーフ陣から散発2安打に抑えられた。終わってみれば安打の数はソフトバンクより1つだけ少ない10安打だったが、チャンスを生かしきれなかった。

試合詳細はコチラ


■一回に先制の二塁打を放った清宮
「打ったのはストレートです。今日はどうしても負けられない。最低でも進塁打と思って打席に入りました。結果的にいい当たりになってくれて良かったです」

■二回にセンターへの犠牲フライを放った松本剛
「最低限です」
(2回 中犠飛 P・モイネロ)

■先発して二回途中で降板した加藤貴
「大事な一戦でふがいない投球をしてしまいチームに申し訳ないです。初回から試合が動いていたので、立ち上がりが大切だと意識していただけに、逆転を許したことが本当に悔しいです」 

■18日のソフトバンク戦に先発する山崎
「相手はどこであれ、自分のピッチングができるように、準備をしてきました。短期決戦の緊張感を味わって、愉しんで投げたいと思います」


 

一回無死二塁、先制の適時二塁打を放つ清宮

 

日本ハム先発の加藤貴

 

一回2死一塁、ソフトバンク・近藤(左)に勝ち越しの2点本塁打を許した加藤貴

 

二回1死二、三塁、センターに犠飛を放つ松本剛

 

五回2死、ソフトバンク・山川(左)に左越えソロ本塁打を許した宮西

 

七回無死、ソフトバンク・山川(左)に2打席連続の本塁打を許した福島

 

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい