《名古屋戦前日》難しいタイトなゲームになるが、リスクを負ってでも勝ちに行きたい
■10月18日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
―G大阪戦の悔しい負けから2週間、監督から選手たちにどのような話をしたのか
まずG大阪戦について振り返った。全体を通して見ても、選手たちはよく戦っていたし、最後の最後まで諦めずに戦ってくれたが、ポイントには結びつかず残念だった。運がなかったと言うのは簡単だが、G大阪戦だけではなく、今シーズンはそういう試合が多かったので、そういうところを振り返りながら、我々は5試合全て勝つくらいの勢いがないと難しいということを、もう一回選手たちと確認、共有した。相手の名古屋も今調子が良く、難しいゲームになると思われるので、相手の特徴など、勝つための話をしてきた。
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―名古屋は先週、ルヴァン杯の決勝進出を決めるなど勢いがある
名古屋はここ最近調子が良く、内容も結果も伴っているチームだ。非常にコンパクトで、個のクオリティーが高い選手も多い。状況によっては10人全員がしっかり戻って、体を張って守ってくるチームだし、そこからのカウンターも、J1で一番危険かもしれない。
最近の(選手の)組み合わせを見ると、速い選手や動けるタイプの選手を前線に並べ、背後のスペースを狙ってきており、(試合中は)常に危険なチームだと思っている。
我々がボールを持つ時間が多くなるかもしれないが、そのときはカウンターが常に脅威になってくるので、そのあたりのリスクマネジメントをしながら、しっかり攻撃を仕掛けていきたい。
非常に難しい、タイトなゲームになるとは思うが、もちろんただ守るだけでは勝てないので、リスクを負ってでも勝ちに行きたい。その結果、90分後に何が起こるかを見てみたいと思う。
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―監督の誕生日(18日)を勝利で祝えることを祈っています
ありがとう。私もこれが日本での19回目の誕生日になる。もちろん自分自身の仕事に誇りを持っているが、まずは3クラブで関わってきた全ての方々に感謝を示したい。
19回目の今年が一番難しい誕生日ではあるが(苦笑)、良い結果を得られていないのは今に始まったことではなく、シーズンを通して、私の仕事が十分にできなかったことの裏返しなので、そこを理解しながら、我々はまだ5試合あり、可能性を残しているので、全力を尽くして最後の最後まで戦いたい。
まずはお祝いに対してお礼を伝えたいです。ありがとうございました。
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