コンサドーレ
2024/10/19 18:50

【プレーバック・写真入り】J1第34節 名古屋0ー2札幌(10月19日、愛知・豊田スタジアム)

試合後、ハイタッチを交わす札幌の選手たち=撮影・小松巧

 

駒井、武蔵のゴールで2-0

 逆転残留を目指す北海道コンサドーレ札幌は、アウェーで名古屋に2-0の勝利を収めた。後半は再三のピンチに襲われたが、名古屋の鋭いシュートがポストに嫌われるなど、ラッキーな面もあり失点を許さなかった。

 前半35分、右ウイングバックのMF近藤友喜(23)が右サイドで相手DFを個人技で振り切り、深く切り込んでスペースをつくり、絶好のクロス。ニアに詰めていたFW鈴木武蔵(30)をすり抜け、MF駒井善成(32)が右足でゴール上に叩き込み、先制した。

 1-0で折り返した後半、何度もピンチをしのぎ、交代枠も使い切った。後半38分、名古屋のDF三国が2度目の警告で退場となった。1人多い有利な状況となり、札幌は待望の2点目を加えた。後半43分、途中出場のMFスパチョーク(26)が左サイドを攻め上がり、DFパクミンギュ(29)にパス。パクミンギュからのクロスをFW鈴木武蔵(30)が落ち着いて決めた。

 アディショナルタイムは7分。長く感じられたこの時間をしのぎ切り、札幌の勝ち点は32となった。

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■後半43分に貴重な追加点を決めたFW鈴木武蔵(30)
「名古屋が1人退場してスペースもできていた中で、ミンギュがいいボールをくれたので、しっかり決め切れてよかった。あとから見返したら、結構難しいシュートだった。ちょっとボールも浮いていたし、よく決めたなという感じで。前半終了後に『1点だけじゃ足りない』ってみんなで話していたので、2点目を決められて本当によかった。(名古屋戦で通算7得点目と)相性がいいだけに、取れてよかったです」

後半43分、2点目のゴールを決め、喜びを爆発させるFW鈴木(中央)



■前半38分の駒井のゴールをアシストしたMF近藤友喜(23)
「(待望の今季初アシストに)一番したかったプレーだったし、それをこの豊田スタジアムでできたのは自信になった。(アカデミー時代を過ごしたチーム。今週は『見返したい』という話もしていた)今まで名古屋相手に勝てていなかったので、勝てたことがよかった」

前半35分、右サイドで相手をかわして攻め込む近藤(中央)

  

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