高校野球
2024/10/19 19:45 NEW

【プレーバック】秋季全道高校野球大会2回戦 駒大苫小牧3-2旭川志峯(10月19日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)

九回無死一、二塁、犠打を決める駒大苫小牧・浅野=撮影・中島聡一朗

九回にひっくり返した駒苫が8強進出

 駒大苫小牧は1点ビハインドから九回に2得点挙げ、3-2で旭川志峯に逆転勝ち。8強進出を決めた。エース寺田七将投手(2年)が2失点完投した。

 先制したのは旭川志峯だった。一回2死一塁、4番・億貞壮汰遊撃手(1年)が左翼線への適時二塁打を放ち、一走が一気に生還した。五回に駒大苫小牧に追いつかれたが、直後の攻撃で1番・合田湧翔中堅手(2年)の左翼線への適時二塁打で再び勝ち越した。

 九回に悪夢が待っていた。旭川志峯の先発・大渕蒼空(そら)投手(2年)は先頭打者に中前打を許し、続く自身の野選などで1死二、三塁のピンチを招いた。駒大苫小牧の代打・太田勘介内野手(1年)の打球を遊撃手が失策し、2人の走者が生還して逆転された。

 1点リードをもらった駒大苫小牧の寺田投手は九回を3者凡退に抑えて勝利をものにした。駒大苫小牧は20日の準決勝で札幌南と対戦する。


■室蘭支部代表決勝戦から3試合連続で代打で結果を残した、代打の切り札・太田勘介(1年)
「甘いボールが来てしっかり振り抜けたので、ショートのエラーを誘い得点につながった。負けそうな状況だったので、あそこで点が入りうれしかった。最終回という大事な場面で自分を出してくれた監督の期待に、また応えられるようにしたい」

九回1死二、三塁で駒大苫小牧の代打・太田(右)が敵失で三塁まで進み、二走、三走が生還した

  

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