2024自己採点~田中正義の場合~ チーム最多でキャリアハイの53試合登板
「大航海」のスローガンを掲げ、船出したファイターズは、パ・リーグ2位の好成績を収めた。6年ぶりに進出したクライマックス・シリーズ(CS)では、激闘のファーストステージを乗り越え、ファイナルへ進出。選手たちの成長、奮闘が光った。道新スポーツデジタルブでは「2024自己採点~の場合」を不定期連載する。躍進を支えたプレーヤーは今シーズンをどう振り返るのか―。取材班が「採点とその理由」「俺が選ぶチームMVP」などのテーマに沿って聞いた。
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「50点くらいです。僕で落とした試合を数えると、怖いくらいある。(プラスの部分は)けがをしていない。たくさん試合に投げられたというのは来年につながることだと思います。やっぱり打たれちゃいけないところで打たれた悔しさが、すごく残ったシーズンです」
「ベストゲームですか? 特には思い浮かばないですけど、(7月13日にエスコンフィールド北海道で行われた)ソフトバンク戦。(伏見)寅威さんの〝神の右手〟の試合(2死一塁でファウルチップを好捕して試合終了)はめちゃめちゃ助けてもらったので、めっちゃ本当に印象に残ってます。そこ(泣いていたこと)はノーコメントです。1点差で先頭を出したので、本当に助けてもらいました」
「自分の中ではいろいろあります。ただ、シーズン最後の最後で方向性が見えてきたところはあるので、それをこのオフで確信に変えられるように練習していきたいです」
「SNSをやめました。特に変化はないですけど、ちょっと周りの話題には付いていけなくなりました」
「(伊藤)大海で間違いないと思います。ピッチャーだったら間違いなく大海。すごいですよね。バイタリティにあふれているというか。全球種をクオリティー高く投げられて176回と⅓イニングですか? そのイニング数で、どの試合でも真っすぐ、変化球のクオリティが高い。あのイニング数を投げながら、あれだけ高いレベルで1年間保つというのは、想像が及ばない世界。すごすぎるなって思います。
来年は自分もMVP級の活躍ができるように頑張りたい」