高校野球
2024/10/20 20:30

【プレーバック】秋季全道高校野球準々決勝 札幌南1-8駒大苫小牧(10月20日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)

四回1死三塁、駒大苫小牧・勝がチーム3点目となる中前適時打を放つ=撮影・舘山国敏
※七回コールドゲーム

 

駒大苫小牧が七回コールドで準決勝進出

 駒大苫小牧は8-1で札幌南にコールド勝ちし、4強入りした。三回に1点先制し、四回に2点追加。さらに五回に一挙5点加え、大量リードを奪って突き放した。23日の準決勝で秋連覇を狙う北海と対戦する。

 三回1死、先発登板の9番・許少齊投手(2年)が右前打で出塁。1番・坂本唯斗二塁手(1年)に三ゴロを相手三塁手が一塁に悪送球し、1死二、三塁に。2番・渡辺瑛太遊撃手(2年)がスクイズを決めて、先制した。四回、先頭の林逸洋中堅手(2年)が右前打を放ち、続く川口奨真一塁手(1年)の左中間への適時二塁打で2-0。犠打で1死三塁となり、勝琥太郎三塁手(2年)の中前適時打でリードを3点に広げた。

 攻撃の手を緩めない駒大苫小牧は五回、さらに畳み掛けた。2死二塁から4番・林の右中間への適時二塁打から長短4連打。四球を挟んで許投手の右前適時打で、打者一巡5得点のビッグイニングとなった。

 札幌南は七回、先頭の本間流郁(るい)捕手(2年)が左翼への二塁打で出塁し、内野ゴロ2つで本塁に生還し、1点返したが、反撃はここまでだった。

 駒大苫小牧は先発の許投手が七回途中1失点。1点返され、2死走者なしになったところで、小畑聖投手(1年)に交代。小畑が最後の打者を遊ゴロに打ち取った。札幌南は本間捕手が先発したが、五回途中で降板。本職の捕手に戻り、左翼の守備に就いていた背番号1の尾形尚真投手(2年)が1回⅓投げ1失点だった。

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