ファイターズ
2024/10/20 20:30

孫易磊 来年3月の台湾凱旋登板へ照準「2試合連続で、どちらも投げたい」

IP戦で2回無失点と好投した孫易磊=撮影・宮西雄太郎

■みやざきフェニックス・リーグ 日本ハム5ー0IP(10月20日、宮崎・生目の杜運動公園第2野球場)

四回から2番手登板 2回を無失点

 日本ハムの孫易磊(スン・イーレイ)投手(19)が20日、生目第2球場で行われたみやざきフェニックス・リーグのIP(日本独立リーグ野球機構選抜)戦の四回から2番手で登板し、2イニングを無失点に抑えた。

ピンチにも動じず 力の差を見せつけた

 美しい投球フォームから、剛球が放たれる。五回に、味方と自らの失策で2死満塁のピンチを招いたが、3アウト目は力でねじ伏せた。気迫あふれる独立リーガーたちの挑戦をはねのけた右腕は、最後まで涼しい顔でマウンドに立ち続けた。

パワーアップに成功 課題は肉体のコントロール  

 一回り大きくなった体が、日本で過ごした1年間の進化を証明する。来日時よりも体重は3、4キロ増え、フィジカル面の成長を実感している。

 目下の課題は、パワーアップした肉体を自由自在に操ることだ。「体が成長した部分を技術に転換するのがうまくできていない。自分の体に慣れていないので、登板間の調整で何をすれば、次の登板を良い感じで迎えられるのか。そこが難しいところです」と、この秋も実戦を通して試行錯誤を繰り返すつもりだ。

来年3月 中信ブラザーズ&統一ライオンズと対戦

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