2024自己採点~山崎福也の場合~ 移籍1年目で2桁勝利 バットでも魅了
「大航海」のスローガンを掲げ、船出したファイターズは、パ・リーグ2位の好成績を収めた。6年ぶりに進出したクライマックス・シリーズ(CS)では、激闘のファーストステージを乗り越え、ファイナルへ進出。選手たちの成長、奮闘が光った。道新スポーツデジタルでは「2024自己採点~の場合」を不定期連載する。躍進を支えたプレーヤーは今シーズンをどう振り返るのか―。取材班が「採点とその理由」「俺が選ぶチームMVP」などのテーマに沿って聞いた。
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「60点ぐらいですかね。前半は良いペースで投げて、勝ち星もポンポン付いていた。そこは良かったけど、後半戦は打ち込まれてしまったので、(点数が)少し足りなかったですね。最初は100点に近かったけど、トータルでは60点ですね」
「交流戦の阪神戦ですね。新庄さんが6番に置いてくれて、ヒットも打てて、勝ち星を挙げられたのが良かった。あの試合は少年野球のような気持ちで、プレーをしている感じでした」
「まだまだ投げるための体の使い方を研究したい。フィジカル面でも、もっともっとレベルアップできるように。筋力、体の面でレベルを上げたい。(プロ10年目で)年々、良い感じになってきている。チーム自体も強さを増しているので、そのチームの勢いと一緒に、僕自身もレベルアップしていきたいですね」
「どうだろう? 難しいな~(笑)。北海道って雪が多いですし、雪道での運転を気を付けましたね。あとは夏の快適さが段違い。東京、大阪よりも涼しくて過ごしやすかったのが印象に残ってます」
「レイエスですね。あれだけ前半、苦しんだのに、後半になるにつれてしっかり日本野球に対応した。異国の地で野球をやる難しさがあったと思う。僕も一緒に移籍したけど、彼の方が海を渡ったので、難しさははるかに上。慣れない地で、あれだけ打てるのは本当にすごい。見ていて心強かったし、まだまだ一緒に野球がしたいなって思いました。ムードメーカーになっているし、僕もたまにコミュニケーションを取ってます。良いキャラしてますよね。お互い片言の日本語と英語で話してます。僕は全然、英語が話せないけど(笑)」