2024自己採点~生田目翼の場合~ 自身初の1軍完走で200点!
「大航海」のスローガンを掲げ、船出したファイターズは、パ・リーグ2位の好成績を収めた。6年ぶりに進出したクライマックス・シリーズ(CS)では、激闘のファーストステージを乗り越え、ファイナルへ進出。選手たちの成長、奮闘が光った。道新スポーツデジタルでは「2024自己採点~の場合」を不定期連載する。躍進を支えたプレーヤーは今シーズンをどう振り返るのか―。取材班が「採点とその理由」「俺が選ぶチームMVP」などのテーマに沿って聞いた。
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「200点! 高いでしょ。今年(1軍でシーズン)完走したし。レギュラーシーズンだけだったら200点。マジで中継ぎってすげえなって思いました。ミヤさん(宮西)とか、それこそ(田中)正義、池田、河野。1年間すげえなって。めっちゃきついし、(肩を)つくる回数が尋常じゃない。(ブルペンが)見えているところだと、みんな分かってくれるんですけど、京セラとかペイペイは中じゃないですか。完走できてマジでデカい。ホント良かったです。最初は慣れなくて、めっちゃ緊張していたけど、ちょっと慣れて夏場は成績的にも良かった。(ブルペン陣の)ムードメーカー? 自分では言えないでしょ。僕が仕切っていた部分はありますけどね(笑)」
「もう(8月7日の)楽天戦でしょ。(先発した山崎)サチさんの危険球の後に。オールスター前(7月21日のロッテ戦)の1球火消しも良くて楽天戦。めちゃくちゃ思い出に残っています。それで(生田目の)名前が広まったかなって。今、振り返っても、よく左打者で三振2つ取れたなって。マジで(伏見)寅威さんのおかげです。まずサインに首振るつもりないんですよ。全信頼を置いています。安心できます。やっぱり経験とかあるじゃないですか」
「とりあえず、自分がやりたいことは、レギュラーシーズンで蓄えた脂肪を落とす! ストレスでめっちゃ食べるようになって。正義とかにも『おまえ食い過ぎたよ』って言われていたんですけど。僕めっちゃ甘党で。甘い物は基本、チョコ、ケーキ。エスコンでよく生クリームがメインのワッフルが出るんですよ。あとプリンとか。正義からは『今はいいけど、オフシーズンやめろよ』って言われていました。デザートやめます」
「結婚生活は…今年、家に帰っていないので。(夫人とは)ほぼほぼ遠距離です。それでいったら、一軍完走したからって服を買ってもらいました。Supremeのアウターなんですけど、めっちゃかわいいヤツをサプライズでくれました。1軍完走おめでとうって。でも、この前、アウトレットで高いの買わされたので結局、プラマイゼロです。まあ1年間、放置しちゃったので、還元しないといけないです」
「(斎藤)友貴哉! なぜかは、印象がガラリと変わったから。みんな、ああやって盛り上がっているじゃないですか。裏の顔を知らないです。そういう意味でのMVPです。アイツ、計算してやっているんですよ。だから、ボロカス言っています。(同学年では)正義とか、よくブチ切れていますね(笑)。正義と僕はめっちゃ言う。池田は遠くから見守っていますね。行くだけ!も、みんなアイツの策にハマっています。これからバラしていきます。友貴哉は天然に見えて策士です」