ファイターズ
ドラフト直前スカウト会議 1位公表なし 北海道関係選手は5人程度リスト入り
都内で最終スカウト会議
日本ハムは23日、都内で最終のスカウト会議を開き、翌24日に控えるプロ野球ドラフト会議に備え、指名候補選手を絞り込んだ。
1位入札の公表はなし。北海道関係選手は5人前後が支配下、育成を含めた全体のリストに残った。
栗山CBO「本当に決まり切っていない」
取材対応した球団の栗山CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)は1位入札候補について「本当に決まり切っていない。方向性は出しているけど(ドラフト当日に)もう一回、再確認をして」と説明。複数球団競合により、抽選になるケースも考えられるが、くじ引き役も決まらなかったという。
新庄監督も参加 報道陣にはノーコメント
新庄監督は部分的に会議に出席。ノーコメントで会場をあとにしたが、現場の考えをフロントに伝えた。
栗山CBOは「はっきりと監督の中に(強化ポイントの)イメージがある。こちらが想像していたのと同じところは突いている。立場上、気持ちはよく理解できたところもある。少しでも応援して、手伝ってあげられることは必死に手伝ってあげたい」と意向をくみ取っていた。
即戦力とみられる遊撃手の宗山(明大)、左腕の金丸(関大)や、将来性豊かな二刀流の柴田(福岡大大濠高)らが注目されている今秋のドラフト。今季、パ・リーグ2位の好成績を残した日本ハムはどんな戦略を取るのか―。