ファイターズ
横高コンビ浅間、高浜揃って大幅昇給 来季も競争勝ち抜く!
ブレークした同期の“横高コンビ”が、揃って大幅昇給を勝ち取った。初めて規定打席に到達した浅間は1150万円から217%アップの2500万円、107試合に出場した高浜は550万円から400%アップの2200万円でそれぞれサイン。共に主力の自覚をにじませ、レギュラー定着と一層の成長を来季の目標に掲げた。
初めて1軍でフル稼働した浅間は打率・251、5本塁打、31打点の成績を残し、無失策の守備でも存在感を示した。球団から「浅間大基はこんなものじゃない」と期待を掛けられ、「来季は打率3割、ホームランは10本、15本。長打力を上げていければ」と気を引き締めていた。
2019年オフに育成契約も経験した高浜は、パワフルな打撃で頭角を現した。夏場以降は多くの試合で中軸を任され、打率・262、8本塁打、43打点をマーク。7、8月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞するなど、強いインパクトを残した。しびれる場面は大好物で「印象的なところで打てば、名前もどんどん上がっていく」と張り切っていた。
来季は再び競争を勝ち抜き、定位置奪取を目指すが、オフの過ごし方がポイントになる。浅間は高校の先輩でもある近藤を頼り、徳之島に向かう。高浜は西川の沖縄自主トレに同行することを決めた。長い下積みを経て、土台を構築した高卒7年目の2人は鍛錬を欠かさず、22年もチームを支える。