2024自己採点~田宮裕涼の場合~ 前半戦のMVPに自身を推薦!?
「大航海」のスローガンを掲げ、船出したファイターズは、パ・リーグ2位の好成績を収めた。6年ぶりに進出したクライマックス・シリーズ(CS)では、激闘のファーストステージを乗り越え、ファイナルへ進出。選手たちの成長、奮闘が光った。道新スポーツデジタルでは「2024自己採点~の場合」を不定期連載する。躍進を支えたプレーヤーは今シーズンをどう振り返るのか―。取材班が「採点とその理由」「俺が選ぶチームMVP」などのテーマに沿って聞いた。
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「80点にしておきましょう。一番はけがせずに1年間、戦ってこられたのが良かったなって。(マイナス20点は)後半戦、大失速したので、満足できないです。やっぱりずっと出続けることは大変だなって。見えない疲労とかも、たくさんあったので、そこがどうなっているか分からず、ただバッティングが悪いとなっていたので。そこも感じられるように来年なっていけばいいかなと思いましたね。1軍でまともに試合に出たことなかったので、今年、たくさん出られて自信になりましたCSもその分ちゃんとできたので、それは良かったかなと思います」
「(スタメンマスクをかぶった3月29日のロッテとの)開幕戦っすね。緊張しました。とても。いや、でも野球はあまり緊張しないです(笑)」
「試合でトレーニングできない時もあった。もう一回しっかりトレーニングして1年間ずっといいプレーができる体をつくろうと。疲れたりとかして、だんだんトレーニングの質も落ちたりしたので、そこはできるようにやっていきたい。あとは技術。バッティングとかもずっと同じ動き。しっかり再現性を上げられるようにしたいですね」
「インスタ(グラム)のフォロワーが10万人を超えました。去年のこの時期は3万いっていなかったのに、開幕してからボーンと増えました。(山崎)サチヤさんとかは10万人いっていますけど。急に〝爆増え〟しました。びっくりです。数字は多い分にはうれしいです」
「チームMVPか~?(伊藤)大海さんもすごいし、キヨさん(清宮)もすごいし、レイエスもすごかったし。自分は前半戦だけなので(笑)。1年間って難しいですね。前半戦のMVPは自分を挙げたいですけど、後半戦はひどすぎたので…。1年間、前半も後半も勝っていたとなると、大海さんになるんですかね。すげえっす。後半戦はマスクをかぶれなかったですけど、大先輩がいたので。そう考えると後半戦は(伏見)寅威さんですね。僕の中では。寅威さんは自分のこともあるのに、僕のことも見てくれていたりしたので。(年齢が)僕と10個差。10年分の経験がある。いつも褒めてくれます」