コンサドーレ
札幌DF髙尾瑠が279分間無失点中の強力DFトリオで逆転残留を実現させる
■10月27日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
▽練習試合(45分×3) 札幌14-1札幌U-18(4-0、3-0、7-1)
札幌得点者:鈴木×3、青木、白井、サンチェス、カン、原、長谷川、金健熙×3、田中宏、出間
北海道コンサドーレ札幌はアカデミーの札幌U-18と練習試合を行い、14-1で勝利した。前節のアウェー名古屋戦(2〇0)で戦列復帰を果たしたDF髙尾瑠(27)は1本目に45分間プレーして無失点に抑えた。相性抜群のDFラインのメンバーたちと結束を強め、全勝を目指してラスト4戦へと挑む。
練習試合では主に攻撃面を反省
主力選手が多く出場した1本目は、ほぼ相手陣内でプレーし続け、FW鈴木武蔵(30)がハットトリックするなど4得点をマーク。時折U-18がカウンターでペナルティーエリア付近に迫るシーンもあったが、落ち着いて守備対応したことで得点機を感じさせる場面はほとんどなかった。相手がU-18とはいえ、DFラインの一角としてクリーンシートを達成させた髙尾は「今日はうまくいくシーンもあった」と振り返る一方で、「ボール回しや、最後の崩しのところでしっかり崩しきったところがあまりなかった」と、主に攻撃面での反省も口にした。
前節途中交代も負傷箇所は問題なし
先月14日のホーム東京V戦(0●2)で右ハムストリング肉離れを発症し、戦線離脱を強いられたが、名古屋戦で約1カ月ぶりに公式戦復帰。「ちょっと足に違和感を感じた」と、後半28分でピッチを後にしたが、地元・愛知県での一戦で、チームの完封勝利に貢献。幸い「足は何ともなくて」と大事には至らず、オフ明けのトレーニングでも順調にメニューを消化することができている。