コンサドーレ
《平川弘のCool Eye》C大阪戦は奪ったらショートカウンターが最優先だが今はもう一つ強みがある
天皇杯決勝は関西勢同士の対決に
先日、天皇杯の準決勝が行われ、神戸とG大阪が決勝へ進むことになった。神戸は京都を、G大阪は横浜Mを下し、関西勢同士のファイナルは71年ぶりらしい。会場は国立競技場で東京なのだが…。東のチームがいないのはちょっと寂しい気もする。
G大阪には少々興奮してしまった
力のある神戸が勝ち上がってきたのは頷けるが、G大阪が横浜Mを土俵際でうっちゃったのには少々興奮してしまった。先制したG大阪は試合終了間際に勝ち越し弾を喰らって万事休すかと思われたが、後半アディショナルタイムにDF中谷が起死回生の同点弾を決めて延長戦へ。延長後半の終了間際にFW坂本が相手DF畠中をぶっちぎって決勝点を叩き込んだ。
横浜Mはほぼ手中にしていたファイナルへの道を閉ざされ、ACLなどの過密日程からくる疲労感とダブルパンチ。メンタル的に立て直すのは相当厳しいだろう。
ホームのアドバンテージは大きい
G大阪に逆転負け? そういえば札幌もFW宇佐美に2発を喰らって手中にしていた勝ち点3を失ったのはついこの間のこと。昨年は淡白だったチームだが、今は非常に粘り強い戦いができるようになっている。準決勝はホームの吹田スタジアムだったので物凄いアドバンテージがあったのを忘れてはいけない。札幌も次節C大阪戦はドームでのホームゲームである。強烈なアドバンテージをサポーターにはお願いしたい。