ファイターズ
奈良間大己 来季は〝一丁締めキャラ〟を卒業!? 狙うのはもちろん…
■秋季キャンプ(10月30日、沖縄・かいぎんスタジアム国頭)
チームが誇るムードメーカー
日本ハムの奈良間大己内野手(24)が30日、沖縄・国頭で行われている秋季キャンプに参加している。〝勝利の一丁締め〟の発声役を任されることが多かったムードメーカーは、プロ3年目の来季に向けて「いろんなポジションができるのは強みですけど、レギュラーを取れるようにレベルアップしたいです」と力強く誓った。
エスコンに先駆けて国頭で秋季キャンプがスタート
秋季キャンプ初日となったこの日は、あいにくの雨模様。途中から室内で全体練習が行われ、午後は各選手が課題と向き合った。
2年目を終えた奈良間は「守備は基礎メインでやって、バッティングは今年、全然ダメだったので、イチからつくり直したいです。いい時の感覚に戻して、継続したいです」。黙々とバットを振っていた。
90試合出場 打撃成績には納得いかず
今季は開幕1軍入りを果たし、守備固めなど途中出場がメインでキャリアハイの90試合に出場した。
一方、持ち前の思い切りのいい打撃を発揮できず、打率.180、7打点、0本塁打。「打撃面において全然ダメだったので…。今年はしっくりきたのが少ない。1年中どうしようって感じでした。練習でも良くなかった」
実りの秋に目指すのは土台づくり
シーズンを終え、課題は明確だ。「土台をつくる。振り出しとか力感とか、感覚を固めていければ、そんなズレることがない。今シーズンは感覚がずっとズレていたので、思った通りにできていなかった。土台をつくって、やってきたことを(キャンプインの)2月1日から貫き通したい。自信を持っていきたいです」と鼻息が荒い。