プロ野球
2024/10/31 21:25

巨人ドラ4の北星大付高・石田充冴 スタルヒンのように〝雲のジュウザ〟のように「かっこ良く」

巨人から4位指名を受けた北星大付高の石田(中央)が水野スカウト部長(左)、青木担当スカウトから指名あいさつを受けた=撮影・西川薫

同校で指名あいさつ

 今月24日のドラフト会議で巨人から4位指名された旭川市出身で北星大付高の長身右腕・石田充冴投手(じゅうざ、3年)が31日、同校で水野雄仁スカウト部長(59)らから指名あいさつを受けた。3年間通じて甲子園への出場はないが、今年の高校生ではナンバーワンの評価。同校出身としてはヤクルト・山本大貴投手(28)以来2人目の指名で、高校から直接は初。自身の名前の由来となった人気漫画「北斗の拳」の人気キャラクター「雲のジュウザ」のように、球界で名を挙げる。

日本を代表するような投手へ

 192センチの身長同様、大物ぶりを証明した。指名あいさつを終え、「(スカウトから)4年後、5年後に出てくるピッチャーと言われ、自分もそれに向けてもう一度頑張ろうと。この192センチの体を全て使いこなせるようになっていきたい。早く1軍に出て投げれるようなピッチャーになって、最終的には日本を代表するようなピッチャーになりたい」と、すでに東京ドームで投げる自らの姿を思い描いている。

期待される〝巨人の星〟

 巨人の期待の高さも垣間見えた。投手として指名された中では大学・社会人含めて最上位で、球団としても支配下での高校生投手の指名は3年ぶり。水野スカウト部長は「高校生のピッチャーの中で一番評価した。ここ1、2年、高校生のピッチャーも行ってなかったですから、それぐらい魅力があったということ。いい体をしてて、投げ方もいいので、伸びしろしかない」と絶賛した。

水野スカウト部長「全部が未知数。彼にあった育成プランを…」

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