高校野球
2024/11/01 19:00

札幌光星が日本最北端の全面人工芝野球グラウンドをお披露目

創立90周年事業として全面人口芝化された札幌光星のグラウンド(同校提供)

総工費は約2億9000万円

 今夏の南北海道大会4強の札幌光星は1日、創立90周年記念式典を開催し、記念事業として建設された全面人工芝の屋外グラウンドのお披露目した。日本最北端となる全面人工芝の球場で、総工費は約2億9000万円。外野はサッカー部と共有するが、右翼98メートル、中堅は120メートルあり、野球仕様となれば十分な広さでプレーができる。式典後、部員たちは軽めの練習を行い、その感触を確かめた。

道内の高校野球部では初の人工芝グラウンドで初練習する札幌光星の部員ら(同校提供)​​​

 

イレギュラーなく捕球がしやすい

 放浪生活もあと少し。7月中旬から始まった工事は予定より遅れ、まだ投球マウンドと各ベース付近には土が入れられていないが、約3カ月半ぶりに野球部員の元気な声がグラウンドにこだました。真新しい人工芝の上でキャッチボールやノックを受けた片倉諒真主将(2年)は「バウンドの変化がないので合わせやすい。ショートバウンドとか落ち際のバウンドに合わせやすい。内野手もイレギュラーがないし、下から出したらそのままグラブに入るのでエラーが少なくなる」と声を弾ませた。

四輪バギーは他校へ ナイター照明で完全下校の時間まで練習可能

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい