コンサドーレ
出場数チームトップの札幌DF馬場晴也がC大阪戦の白星で自らの23歳初戦祝う「アグレッシブにいく」
■11月1日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
10月24日に誕生日
北海道コンサドーレ札幌は3日のホームC大阪戦(プレド)に向け、11対11などを行って調整した。先月24日に23歳の誕生日を迎えたDF馬場晴也にとって、C大阪戦は一つ年を重ねて最初の公式戦。ここまでチームトップのリーグ戦出場数を誇るファイターが、23歳初戦を幸先良く白星で飾り、来季へつなげる。
ケガなく1年間過ごす
新たにスタートした23歳イヤー。馬場は「一番はケガなくということ。ずっと試合に出られるように」と、この1年間の抱負を語る。
ケガなくプレーし続けることの大事さを、2年目を迎える札幌生活の中で十分に実感することができている。加入初年度の昨季は、シーズン開幕当初はベンチスタートが多かったものの、試合を重ねるにつれて、徐々に出場時間を延ばしつつあった。
だが、5月中旬のホーム京都戦で左膝を負傷し、1カ月近く別メニュー調整を余儀なくされた。全体練習への合流を果たしたあともなかなか声が掛からず、次にリーグ戦出場の機会が巡ってきたのは、負傷から約3カ月が経過した8月上旬のアウェー鹿島戦。終盤戦からはボランチのレギュラーとして定着したものの、札幌1年目のシーズンは21試合出場(うち先発9試合)にとどまった。
今シーズンは無事是名馬
今季は開幕スタメンの座を射止めると、そこから27試合連続で先発出場。負傷による長期離脱もなく、ここまでの全34試合中、出場停止の1試合を除く33試合(うち先発31試合)への出場を記録し、チーム単独トップの数字をマーク。ケガ人に悩まされてきた今季のチームの中で〝無事是名馬〟ぶりを発揮し続けている。