ファイターズ
水野達稀 ポジション固めへ闘志「二遊間はいらないだろって言われるぐらい」
■秋季キャンプ(11月3日、エスコンフィールド北海道)
遊撃は譲らない。日本ハムの水野達稀内野手(24)が、二遊間のポジション確立へ闘志を燃やしている。3日はエスコンフィールド北海道での秋季キャンプで汗を流した。今季負傷離脱もあったが、開幕前に新庄剛志監督(52)からレギュラー起用を伝えられ、105試合に出場。堅実な守備と勝負強い打撃でチームをけん引し、CS(クライマックスシリーズ)進出に貢献した。またポジション争いが始まっていくが、今季の経験を生かして、次なるステージを目指す。
3年目のブレーク CS全6試合で安打
3年目の今季、一気に飛躍した。2軍キャンプから始まった2024年だったが、7本塁打を記録したパワーと守備範囲の広さでブレーク。打率.220ながら、何度も勝負所で一本を放つなど、数字以上のインパクトを残した。初出場となったCSでは全6試合で安打を放つなど、20打数8安打、打率.400をマーク。短期決戦での強さも印象づけた。「状態は良かったと思います。ボールの見え方もずっと良かったので、(打撃を)変えたというより、いい状態のときのバッティングができたっていう感じですかね」と振り返った。