ファイターズ
2024/11/03 19:55

侍ジャパン初参加の北山亘基 充実の日々を語る 〝教授〟の愛称も浸透中 

侍ジャパン宮崎キャンプでブルペン投球を行った北山=撮影・中田愛沙美

■侍ジャパン宮崎秋季キャンプ(11月3日、宮崎市清武総合運動公園)

 野球日本代表「侍ジャパン」が、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(11月9日開幕、東京ドームほか)に向けて、宮崎市の清武総合運動公園で事前合宿を行っている。道新スポーツデジタルは、侍ジャパン初選出となった日本ハムの北山亘基投手(25)を直撃。欠かさず行っている朝活、チームメートとの食事会など、近況をたっぷり語ってもらった。

「意外と似合うんですよ、紺色」まさかの自賛

 胸元に「JAPAN」と書かれたユニホームに身を包んだ北山の表情は明るかった。「意外と似合うんですよ、紺色。肌と合います」とニンマリ。先月29日から始まった代表合宿は、第2クール2日目。周りのチームメートと「段々なじんできました。壁なくしゃべっています」と明かした。

 普段とは異なる環境でも、ブレずに調整を続けている。午前9時すぎ、球場に到着したチームバスに北山の姿はなかった。「早出で練習してます。早く出るバスのがあるので。(午前)7時30分出発で8時にスタートしてます。1時間半ぐらいやって10時からアップです」

年下右腕から刺激「ちょっとうれしいですね」

 午後8時から、自主トレ先が一緒の中日・高橋宏斗と朝のルーティンに取り組む。「内容が一緒なので、同じタイミングで行って、隣でやってます。しゃべったりしないで集中してやってます。ストロー吸って、腹圧、立ち方、可動域チェック、動きづくりとか細かいことをやってます。共通認識があるので楽しいです。やることは一人だけど、ちょっとうれしいですね」。最優秀防御率のタイトルを獲得した年下右腕から、良い刺激を受けている。

 4日のライブBP登板に備え、この日はブルペン入り。「CS終わってからキャッチボールはしてたけど傾斜は間隔を空けていたので。この1カ月投げると分かっていたので、1回リセットした。良い具合に仕上がってきたので、明日は対バッターで仕上げていきたい」。実戦形式の打撃練習で投げ、徐々に強度を上げていく。

ブルペン後に見学したのは、あの投手

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