夏季スポーツ
2024/11/03 22:40

夏の全国男子16強・駒大苫小牧が3戦全勝で初V2達成 留学生Cマーベラスが攻守に存在感【ウインターカップ北海道予選】

第4Q、シュートを狙う駒大苫小牧のマーベラス(中央)=撮影・宮永春希

■全国高校バスケットボール選手権北海道予選最終日(11月3日、リクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館)
▽男子決勝リーグ 駒大苫小牧95-48東海大札幌高

通算3度目の優勝

 決勝リーグ男女各4試合が行われ、駒大苫小牧が東海大札幌高に大差をつけ、初の2連覇となる通算3度目の優勝を果たした。203センチのナイジェリア人留学生・Cオラヨリ・マーベラス・オルワトヨシ(2年)がチーム最多の26得点をマークするなど序盤から圧倒した。

阿部主将「これがスタート地点」

 今夏のインターハイ16強超えへ、確かな手応えをつかんだ。阿部日向大主将(3年)は「最初から自分たちのバスケットができた。(序盤で)貯金ができたので、ターンオーバーしなければ、この試合は崩れないかなと思ってました。素直にうれしいです。これがスタート地点なので、これから全国に向けて頑張っていければ」。決勝リーグ3試合で平均82.3点と得点力の高さを見せつけ、新人戦、全道高校、U18日清食品北海道ブロックリーグと、道内主要4大会全てを制した。

全員走れてシュートも打てる 

 駒大苫小牧は昨年1年生センターとして2年ぶりの本大会出場に貢献したマーベラスが軸だ。阿部主将は「全員がシュートを打てますし、マーベラスという高さもあるので、アドバンテージが取れてる。あとは全員が走れるので、ディフェンスから頑張って速攻を出せるのがチームの持ち味」と胸を張る。

第2Q、シュートを放つ駒大苫小牧の荒川(左)

 

 ウインターカップに向けての課題も「マーベラスに頼ってる部分だったり、自分がシュートを打てる場面でも仲間にパスを出してしまったり、自分が、という意識がまだ低い。あとはディフェンスをもうちょっと強固にできれば」と明確だ。

春に福岡第一に勝ち、夏は能代科学技術、日本航空山梨と対戦

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