ファイターズ
ドラフト2位・藤田琉生 プロで唯一無二の存在を目指す
東海大相模高で指名あいさつ
日本ハムからドラフト2位指名を受けた東海大相模高の藤田琉生投手(17)が5日、神奈川・相模原市内の同校で指名あいさつを受けた。198センチの長身左腕は「唯一無二でやりたい。自分が先頭に立ち、どの選手より上に行きたい」と強い意欲を示した。
大渕スカウト部長も期待 「信頼される投手のイメージ」
球団からは大渕GM補佐兼スカウト部長、坂本晃一スカウトが訪れた。大渕スカウト部長は、9月に行われた18歳以下日本代表の台湾遠征で即席の打撃投手を務めた際の制球が良く、長身選手らしからぬ器用さに確信を得たという。
「彼に任せておけばゲームはつくれるという、信頼される投手のイメージ」と期待した。
球速アップを期す 「チームに貢献できるピッチングを」
現在の最速は150キロ。球質にもこだわり、いずれは直球の平均球速を154キロ程度まで上げたいと思い描く。
ダルビッシュや大谷といった世界で通用する大型選手が巣立った球団からの指名に「一安心」と藤田。タイトルなどの目標は語らず、「チームに貢献できるようなピッチングをしたい」と落ち着いていた。