今川優馬 憧れのダルビッシュと初対面 SNSを通して交流があり「6年越しですね」
■秋季キャンプ(11月8日、エスコンフィールド北海道)
ダルビッシュのエスコン電撃訪問で実現した初対面
日本ハムの今川優馬外野手(27)が8日、6年越しの初対面を果たした。
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(38)が、秋季キャンプが行われているエスコンフィールド北海道を電撃訪問。数年前からSNSを通してやりとりがあったレジェンド右腕から、かけられた言葉とは-。
練習後には2ショット撮影も
グラウンドで汗を流すダルビッシュの姿を、今川はベンチからじっと見つめていた。
「ファン目線で楽しませてもらいました。マジでかっこ良かった」と目をキラキラ。練習終わりには、マウンドへダッシュして2ショット撮影にも成功し「ここぞとばかりにチャンスをつかみました。いやあ、もう、めちゃめちゃ感動しました。もう宝物にします」と大興奮だった。
執念ポーズでの共演はお預け
一緒に〝執念ポーズ〟をしてもらうことをもくろんでいたが「さすがにできなかったです。お願いしようと思ったのですが、マウンドに上がったら、テンパっちゃいました」と苦笑い。「次の機会にリベンジします」と誓った。
JFE東日本所属の2019年からの縁
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札幌生まれで、少年時代からファンクラブ会員。憧れの右腕とのつながりが生まれたのは、社会人・JFE東日本に所属していた2019年だった。
「ツイッターをやっていて、ダルビッシュさんのタイムラインに僕が流れてくることが、ちょいちょいあったそうで。そこから、都市対抗で日本一になった時にフォローを返してくれて、『今川君のバッティングをずっと見ていました』と言ってくれました」
サプリメントを送ってもらったことも
20年ドラフト6位で日本ハムに入団した際には「ダルビッシュさんの後輩になれました」とメッセージを送信。「以前、ダルビッシュさんのところのサプリメントを使っていた時も、送ってもらったり」。会ったことはなくても、気にかけてくれていた。
待ちに待った初対面はウエートルームで
この日、ウエートルームで念願の対面を果たし、「見たことないようなトレーニングをしていたので勉強になりました」。共通の知人がいたこともあり、「最近、会えているの?って感じで話をしました」。気さくに声をかけてくれたという。
熱烈なF党だった頃を述懐 「初心を思い出しました」
ダルビッシュが日本ハムの絶対的エースとして君臨していた2000年代後半。今川は来場者プレゼントで配布されたユニホームに身を包み、本拠地・札幌ドームに通っていた。
「僕が見に行っていた時は、ダルビッシュさんがエースだったので、(伊藤)大海と同じく憧れの人です。今でこそボス(新庄監督)とか(森本)稀哲さんとか慣れちゃいましたけど、その時の感動を忘れちゃいけないですね。初心を思い出しました」
来季に向けてモチベーション上昇!
選手兼ファンクラブ会員にとって、夢のような一日。勝負の来季に向けて、決意を新たにしていた。