ファイターズ
《ハム番24時》11月9日
昨年11月、道新スポーツデジタルで伊藤と郡司の同学年対談が実現。互いの来季のノルマを設定し合った。その際、道産子右腕に課されたノルマは「エースだから15勝」。今季最多勝のタイトルを獲得したものの、14勝とあと1勝及ばなかった。
先日、郡司から「ツメが甘いですね。約束しただろ、と言っておいてください」とお願いされ、そのまま伝えてみた。伊藤の反応は「確かにツメ甘いっすね」。指摘を受け入れ、笑っていた。
だが、記者はあることに気付いた。対談を読み返してみると、郡司自身も課せられた「打率3割、打点チームトップ」を達成できていなかった。今季の成績は打率.256、チーム5位の49打点。これには右腕も「そもそもが甘いですね」と苦笑いだった。
目標クリアとならなかったが、投打でチームを引っ張った2人。伊藤は郡司のことをファーストネームの「裕也」と呼ぶ。どちらかといえば名字のインパクトの方が強いが、「僕、同級生と年下は名字で呼ばないんです。慣れてもらって」とニヤリとしていた。
意外なこだわりも判明。これからも「裕也」呼びに、照れくさそうな表情を浮かべる背番号30が見られそうです。