ファイターズ
2024/11/11 19:20

【一問一答】石井一成 FA行使せず残留 勝負の単年契約「新庄監督を胴上げできたら」

残留を発表した石井がFバルーンを持ち、ポーズを決める=撮影・桜田史宏

 今季中に国内フリーエージェント(FA)権を取得した日本ハムの石井一成内野手(30)が11日、エスコンフィールド北海道で会見し、権利を行使せず、残留することを表明した。単年契約で、来季年俸は1000万円アップの4000万円(金額は推定)。球団の熱意と、ファンの応援が決め手になった。会見の一問一答は以下の通り。

―(冒頭、自ら)
「先ほど、契約更改しまして、残留することになりました」

―FA権を行使せずに残留ということか
「(行使)しないで、単年で残留することにしました」

―ファイターズに8年間所属。残留の決め手は
「ファイターズにドラフトで選んでいただいて、お世話になって、ここまでずっと見てくれてました。そこで活躍できていないのは自分の中で悔しさもあるので、ここで活躍したいという思いがあって、残留を決めました」

―2021、22年は100試合以上に出場。ここ2年は出場機会が減っている。悔しさはその部分か
「けがもありましたし、レギュラーを獲れていない状況ですので、そこは自分の力を信じて単年で勝負して競争に勝っていきたいというのは一番の思いです」

―他球団からの評価を聞いてみたいという願望はあったか
「少し考えた時期もありましたけど、エスコンフィールドもできましたし、環境も申し分ない中で、自分がもっともっと成長できると思っているので。北海道も大好きですし、ファンの皆さんのため、北海道のために頑張りたいという思いが強くなったので、残留を決めました」

―今季、ファイターズは大きく成長した。現在の環境について、どう感じているか
「球場もそうですし、選手を思ってくれる球団で、ファンの皆さんの応援がある。そういうところが一番、成長できるところかなと思います」

―山崎、伏見などFA移籍を経験した選手がいる。チームメートに相談は
「少し相談した時期もありました」

―言える範囲で、どんなアドバイスを受けたか
「うーん、言える範囲で…。一番は自分がしたいように、自分の進みたいところに進むのが一番だと言っていただいて。ほかの違うところに行ったりすることへの不安もありますけど、一番は自分がどうしたいか。それを最優先にして考えたら、というのは言っていただきました」

―新庄監督と話しは
「していないですね」

―来年、早大の後輩でもある山縣が入団し、二遊間の争いが激しくなる。意気込みは
「今年、2位という結果で、自分的にもチーム的にもすごく悔しいシーズンになりました。1位は少し遠かったように思いますけど、まだまだ自分たちは成長できる、そこに食い込める力も全然あると思います。来年、リーグ優勝、日本一になって新庄監督をエスコンで胴上げできたら最高です」

―北海道、ファイターズの魅力をあらためて

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