夏季スポーツ
2024/11/12 20:25

2年前に復活した男子の稚内大谷が接戦を制して初陣初勝利【春高バレー北海道予選】

苫小牧高専とのフルセットを制し、全道初勝利を果たした稚内大谷=撮影・西川薫

■全日本バレーボール高校選手権北海道代表決定戦 第2日(11月12日、札幌・北海きたえーる)
▽男子2回戦 稚内大谷2-1苫小牧高専

復活後3大会連続で道大会出場

 2回戦から登場した初出場の稚内大谷が接戦を制して道大会初勝利した。2年前、女子の監督を務めていた中村洋平教頭(38)が廃部していた男子部を復活してコーチに就任。地元の中学生の進学の受け皿にもなった。今年2月の新人戦からは3大会連続で道大会に出場し、3度目の挑戦で全道1勝を果たした。

得点を挙げて喜ぶ稚内大谷の選手たち

 

声を掛け合って勝ち切れた

 1セット目を先取も、2セット目を落として迎えた最終セット。最後までもつれたが、要所でスパイクが決まり、全道1勝を手にした。OP山上柊也主将(2年)は「実力的には同じぐらい。そこで勝ち切れたのがうれしい。3セット目は全員でミスを減らすことを徹底しようと声を掛け合って、勝ちきることができました」と声を弾ませた。

長身選手なしでもつないで決める 女子の大声援も後押し

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