【一問一答】トライアウトを受けた柿木蓮 現役続行へ「できる場所があるなら頑張りたい」
日本ハムから戦力外通告を受けた柿木蓮投手(24)が14日、ZOZOマリンで行われた12球団合同トライアウトを受験した。打者2人と対戦し、空振り三振と左飛、最速は142キロだった。一問一答は以下の通り。
―率直な感想は
「雰囲気がある中で、緊張だけはしないように。緊張しちゃうんですけど、気負いすぎずやろうと思いました」
―緊張した
「めっちゃしました(笑)」
―アマチュア時代から大舞台の経験は豊富だが
「そうですね。僕は元々緊張しいなので。そのまま緊張しながら投げていました」
―ピッチングを振り返って
「準備からしっかりできて臨めたので、それがストライク先行につながったのかなと思います」
―空振り三振も奪った
「そうですね。ずっとブルペンで投げていたものがそのまま出せたと思います」
―決め球は
「フォークです」
―準備してきたことは出せた
「ちょっとブルペンではそれ以上のものを考えすぎてバランスが悪くなったので、バッターが立ってからはどちらかといえば、いつも通りのイメージで投げられました」
―持ち味を発揮できた
「自分が何をアピールできるのか考えた結果、ストライク先行を一番意識して投げました」
―戦力外通告を受け、これまでどう過ごしてきたか
「トライアウトを受けると決める前から出る方向で動いていたので、準備期間だけは、悔いが残らないように過ごしていました」
―マウンドに立つ際には、スタンドから声援が送られた
「沢山の方からメッセージをいただいて、すごい頑張らないとなと思いました」
―ピッチングを終えて、悔いはない
「欲を言うならもっとスピード出るかなと思ったんですけど、スピード抜きなら変化球もコントロールできましたし、そうっすね。そこは思った通りできたかなと思います」
―打者2人だったが、もう少し投げたかった
「できることなら」
―トライアウトを受けてみて
「何だろう…選手の控え室だったり、そういうのはあまり変わらないなって思いましたけど、お客さんの雰囲気とかグラウンド上の雰囲気は違う緊張感があって、シーズンより緊張しました」
―大阪桐蔭高時代には、中日・根尾らと全国制覇を達成した。まだまだ終われない
「そうですね。みんな頑張っているので、できることなら僕もまだ野球をやりたいです。できる場所があるなら頑張りたいです」