【一問一答】元F戦士でオイシックスの陽岱鋼 トライアウトに参加した理由は「野球人生一回しかないので…」
元日本ハムでオイシックスの陽岱鋼外野手(37)が、ZOZOマリンで行われた12球団合同トライアウトに参加。シート打撃では4打席に立ち、3打数無安打2三振1四球だった。2006年から16年まで日本ハムに在籍し、13年に盗塁王、ゴールデングラブ賞を4度獲得。巨人へFA移籍し、昨季は米独立リーグでもプレーしていた。一問一答は以下の通り。
―1日を振り返って
「いい1日を過ごしましたね。朝から何するか分からないし、長い1日でした。濃い1日でもありますし、本当に今日野球できて、すごくよかったなと思います」
―1打席目はアウトになったが、レフトへ大きな当たりを放った
「感覚は良かったんですけど、パワーないんでね。パワーはなかったですけど、感触は良かったので。少し詰まったんですけど、しっかり押し込んだので、僕の中ではすごくよかったと思います」
―トライアウト参加を決めた理由は
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「自分の野球人生なので、アメリカも経験して、日本で今までやったことないトライアウトを経験してみたいなと思いました。一緒にやっている選手がどんな気持ちでトライアウトに向けて準備しているのか、どういう気持ちでプレーしているのか感じたいと思いました」
―きっかけとなったのは
「いろいろ、経験したい。そっちの方が強い。野球人生一回しかないので、いろいろチャレンジしないといけない。この年になっても、またチャレンジの気持ちを持たないといけない。そういう気持ちで決めました」
―若い選手が多い。トライアウトの雰囲気はどうだったか
「みんな朝からすごく集中している雰囲気でしたし、いろんな選手に声を掛けました。みんな自分の野球人生を懸けている。集中している人が多かったかな」
―今年で37歳。ここまで野球を続ける原動力は
「純粋に野球が好き。いろいろ経験して、海外の経験もあったんですけど、アメリカも行って。その2年間は大きな財産なので、(日本へ)帰ってきて新たな気持ちで野球やっているのは幸せです」
―他球団から声が掛かるかもしれないが、基本的には来季もオイシックスでプレーをする
「そうですね。トライアウトを受けたい気持ちを伝えて、それをオッケーと言ってもらえたので。経験が僕にとって大事なもの。何歳になってもチャレンジの気持ちを持たないといけないなと。本当に来て良かったです。みなさんに感謝します」
―この経験を今後に生かしたい
「もちろんプラスにしかならないと思う。誰もが経験できるものではないし、オイシックスに帰って後輩たちに伝えたいと思っている。チームが良くなってくれればいいと思います」