コンサドーレ
2024/11/14 19:15

札幌GK高木駿が1カ月ぶり完全合流 復活期すラスト2戦へ「出し惜しみしないように」

シュートに反応するGK高木=撮影・工藤友揮

■11月14日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 9日のアウェー湘南戦(1△1)後に4日間のオフを設けた北海道コンサドーレ札幌は、トレーニングを再開。パス練習などで調整した。この日から、右ハムストリング痛で直近の2試合を欠場したMFスパチョーク(26)が部分合流。そして左膝前十字靭帯断裂から一度復帰したものの、再び別メニュー調整を行っていたGK高木駿(36)も、全体練習に再合流した。

帰って来た背番号51

 わずかに可能性が残ったJ1残留への希望を信じて再始動した札幌。その選手たちの輪の中に、ここまで故障で苦しんできた背番号51の元気な姿があった。

 福岡との開幕戦を翌日に控えた2月23日のトレーニング中、左膝に重傷を負ったが、懸命なリハビリの末、9月12日に全体練習に完全合流。先月12日に行われた北海道十勝スカイアースとの練習試合では合計60分間プレーするなど、順調に復帰へのステップを歩んでいた。だがGKトレーニングを消化していたところ、手術した左膝に水がたまり足に腫れが出るようになった。先月17日から再び別メニュー調整していたが、約1カ月の時を経て、再び全体練習へと戻ってきた。

筋トレしっかりして「やっと調子が良くなった」

 現在の状態については「もう良くなりました」とコメント。「前十字の痛みとか、軟骨の痛みとか、そういう感じではなかったけど、MRIを撮ったときに、軟骨に小さい傷があって、それで水がたまったりして圧迫されて、力が入りにくかった。(手術した)左膝だけじゃなく、右膝も痛かったりしたけど、それには筋肉のバランス的な問題もあったので、筋トレをもう1回しっかりやって、やっと調子が良くなってきた」。

GKトレーニングの全メニュー消化「疲れも抜けてむしろ…」

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