夏季スポーツ
パリ五輪柔道でメダル獲得の永山竜樹に北海道から栄誉賞 「4年後に金メダルを」
男子60キロ級で銅メダル 混合団体で銀メダル
今夏のパリ五輪柔道男子60キロ級で銅メダル、混合団体で銀メダルを獲得した美唄市出身の永山竜樹(28)が15日、北海道から栄誉賞を贈呈された。
地元北海道からの熱い応援に感謝
鈴木直道知事(43)から表彰状を贈られた永山は「栄誉賞というすばらしい賞をいただき光栄に思います」とあいさつした。
続けて「パリ五輪では金メダルを目指していたのですが、準々決勝で悔しい敗退をしてしまいました。それでも北海道の方々のたくさんの応援があったから、最後まで戦い抜くことができて個人での銅メダル、そして団体戦には出場はしていないですけど、チーム一丸となって銀メダルを獲得することができました」。生まれ故郷から届いた熱い応援にあらためて感謝した。
目指すは4年後の頂点 「柔道の神様に言われている」
個人戦では不可解な判定で準決勝進出を逃した。それでも敗者復活戦で勝ち上がり、3位決定戦に勝利して銅メダルをつかみ取った。
「個人戦は悔しい銅メダルで、団体戦でも銀メダルだったということは、4年後に自分で金メダルを獲れと柔道の神様に言われているのだと思っている。今は4年後に金メダルを獲ることだけを考えてやっています」。2028年に行われるロサンゼルス五輪での悲願達成を力強く宣言した。